朝が心筋梗塞の発症が多い
「夜明けのコーヒーを一緒に飲もう」というセリフが一時流行した。意味は言うまでもないが、「一夜を共に 過ごしたい」ということ。しかし目覚めのコーヒーは、最新の研究結果によると男女の口説き文句ならず心筋梗塞の予防にもいいとか。
調査によると朝、昼、夜で比較すると朝起きた時の発症率がダントツに多いというから、見逃せない。なぜ、朝起きた時に心筋梗塞になる率が高まるのか。
ストレスが心筋梗塞の理由
その理由は「ストレス」。ゆっくりと休めていた体を動かすことが、人間にとってストレスになるというのだ。そしてストレスがかかると血が固まりやすくなるため、心筋梗塞になりやすいということにつながるというから驚きだ。
朝起きてからの目覚めの一杯が血の固まりをつくりにくくすることにつながるというなら、朝一杯のコーヒーはとてもありがたいものになる。
コーヒーは心筋梗塞によくないから飲まない方がいいということも聞かれるが、最新の調査によってそれが変わってきているとなることが今回の研究結果からわかった。
ただしコーヒーの成分の何が心筋梗塞の予防になるかは不明。コーヒーが心筋梗塞の予防になるというだけでも十分ではあるが、これからのさらなる研究の成果が待たれるところである。
『四季の珈琲』2013 vol.36
参考・引用文献